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高知市 ルークス ニッサン フロントバンパー バックパネル リアバンパー
~板金編~ 事例

 本日作業する職人さん

重板金歴28年の下元職人が担当します。仕事は丁寧&スピーディー!

 修理前のルークス

自損事故でフロントとバックパネルに数か所凹み、擦り傷、ひび割れ。このくらい修復箇所が多いとディーラーではほぼ確実に交換対象とされます。ですが、そこは断らないオートショップ伊藤。これから丁寧に修復させていきます。

 バックパネルの凹みをなだらかに

まずは特殊な機械を使って表面を溶接し、凹みをなだらかにしていきます。写真には写っていないですが、小さく火花が散っております。

 フレームの歪みを調整していく

バンパーの素材は昔は鉄製(スチール)が多かったですが、最近ではポリプロピレンという樹脂の一種を使用するのが主流となってきております。この素材は熱に弱く、高熱の熱風を吹きかけると柔らかくなります。その特性を利用し、直接手作業で歪みを補修します。写真右下に写っているのが高熱の風を吹きかける特殊な機材です。熱で柔らかくして、くいくいと、まるで陶芸家のように形を作っていきます。

 亀裂を補修

このホッチキスみたいな機械。この先端は火傷する位熱いです。これを亀裂箇所に押し当てると・・・まるで手術の縫合のように亀裂をくっつけることができます。くっつけた傷口をはんだごてのような溶接キットでさらに補強します。

 パテを塗る

さあ、目に見える傷やヘコミは修復しました。この上にパテを塗っていきます。パテ塗りにも段階が有り、種類もあります。白いパテと黄色い硬化剤をネリネリと混ぜ合わせます。実はこの混ぜ合わせる作業は結構技術がいります。

 パテ塗りはなるだけ薄く、丁寧に

ここからが板金職人の腕の見せ所です。パテはなるだけ薄く塗っていきます。そうすると仕上がりがとても自然になるからです。乾かせた後はもう一度パテを塗り直します。とても手間のかかる作業です。

 パテ塗り完成!

お疲れ様です。ここから塗装職人に引き継ぎます。

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