今回の主役はトヨタのライトバン、プロボックスです。4ナンバーの貨物車バンをメイングレードとして、扱いやすさ重視で設計された車です。そして、やはりトヨタブランドは壊れにくい。この記事を書き起こすため、いろいろなレビューを調べましたが、「20万キロ乗っても故障しない」など、トヨタ製品の品質を褒めるレビューが目立っていました。だけどこれって、商業用の車には必要なことですね。プロボックスの語源は、「プロフェッショナルな箱」。まさにその名の通りって感じです。
この日持ち込まれたプロボックス。高知市にある、とある会社の商用車です。右リアフェンダーに引っかけたような傷がついていますね。「なるだけ安く修理してほしい・・・」とのことで、お見積もりをいたしましたが・・・フロントにも小傷を発見!一緒に直してしまうということなので、コストを抑え、板金塗装で対応させていただくことになりました。
まずは損傷箇所の塗装を削っていきます。画像の通り、表面を削ってもまだまだ深いえぐれが目立ちます。これをハンマーで叩いて、スタッド溶接機で引っ張り出します。いわゆる「あらだし」という作業です。
メインのキズの周辺にも点々と小キズができていたため、ついでに全部直しておきます。となるとまあまあの板金範囲になりますが、そこはお値段以上。見積り内の費用で抑えて修理いたしますよ!
パテの後はサフェイサーを塗って塗装前の下地を整えます。
今回は予定していたより板金箇所が広めとなってしまいましたが、なんとか予算内で修理することができました。右リアフェンダーとフロントバンパーの板金塗装修理で費用はなんと3万円!これは破格・・・と言いたいところですが、(実際にかなりお安くさせていただいております)実はコストダウンさせることができたのは今回の車のお色がソリッド(単色)だったからなんですね。通常の乗用車はパールやメタリックなどの加工が施されたお色なので、調色に手間取ってしまいますが、商用車や軽トラに多く使われるこのソリッドカラーは一番値段も安く、調色しやすいお色のためリーズナブルに修理することができました。ご来店ありがとうございました。
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