高知市在住のお客様が持ち込まれたパレット。走行中に接触事故を起こされたそうで、運転席側がかなり損壊しています。
ここまで大破していると修理よりも交換したほうが安くつきます。幸い、右フロントドアは新品に交換し、フェンダーやロッカーパネル(サイドシル)は板金塗装で修復していきましょう。
左の画像が取り外されたフェンダーパネル、右の画像がロッカーパネル(サイドシルガード)です。ロッカーパネルとはドアの下側のサイドシルを守るガードのことを言います。サイドシルとは、車体の側面を構成する強度メンバーのひとつで、ボディ剛性を大きく左右する場所です。車によっては、乗り降りのしやすさを犠牲にして、分厚く頑丈なサイドシルを採用している車もあり、板金するのにとても労力を要する箇所でもあります・・・。そのくせ、車体の低い場所にあるので、キズやヘコミがつきやすく、縁石などに乗り上げてしまうと運が悪ければ致命的な損傷に・・・。通常、ディーラーでは交換を勧められやすい部位ですがこの部分を交換してしまうとお車が「修復歴あり」扱いになってしまいます。修復歴ありの車のデメリットとしては、「手放す際の査定額が低くなる」これにつきます。大切なお車の価値をなるべく下げないように、交換は最終手段として板金だけで修理したいものです。
費用は保険対応で約19万円となりました。サイドシルに大きなヘコミや歪みが無かったのが幸いでした。前記したようにこの部分は縁石などで擦れて傷つきやすいため、傷を見つけたら早め早めの修理が必要です。放っておくと交換となってしまい、修理費が高額になって修復歴ありの事故車扱いとなります。そうなってしまう前にぜひ一度、高知市 オートショップ伊藤 までご相談ください。
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